Weblog of pikopiko

声優・アニメ・写真とかを綴るブログ ( ……っつーか、日記か? )

さて、前回のエントリ「砲台山は何処に在る? その 3 」にて『私は~山道を分け入っていったのだった』…等と期待を持たせる終わり方で書いたのだが、実はあまりネタが無い。

もう、この後はひたすらタダの登山だったんですよね。 うあー。 まぁそういうわけで、 2/5 の行動の続きを。


整備されたロマンの森の道を外れ、私は山道のキツイ傾斜を下っていった。 多分この先は白石山か蓮随山だ。 いやいや記憶でそう思いこんでるだけかもしれない。 …思いこみは危険だな。 うん。

そんなことを考えているうちに傾斜が緩やかになり、ほぼフラットになったところに出た。 道が分岐している。 さあ、どうするか。 今日は国土地理院の地図も持ってこなかったし、ハンディ GPS も無い。 そして道は割とマジな山道だ。 天候は崩れる危険がある。

私は、左を選んだ。 方角で言えば西だ。 そっちに行けば、住宅街や市街があることが判っているからだ。 そう、遭難するリスクのことを考えたのだ。

そしてさらに進むと、道の右手の丘の上にやや開けた場所があるように見えた。 …だが、そこには「青いビニールシート」が張ってあるようだ。 人が生活している…のかもしれない。

開けた場所ならば、そこからの眺望を確認したい。 それこそが今回の登山の最優先事項だからだ。 だがしかし、もしも誰かいたらトラブルになる可能性がある。 伊勢が始めての私としては、それは避けるべきことに思われた。 私は、ビニールシートの丘には登らず、下の道を進んだ。 小心者かもしれないが、それでいい。

道は少しずつ下っていき、いきなりとても開けた広場に出た。 フェンスに囲われた人工的な構造物が、そこにはあった。 それは、宮川中学校の裏手の『配水場』であるらしい。 後から調査した結果によれば、なのだが。

その『配水場』はそこそこの眺望ではあったが、標高は大分低い。 見ると下り階段が学校の方に伸びていた。 「行けば、登山は終わるな」 空を仰ぐと天候は回復しており、日射しがとても眩しい。 私は、先程の分岐を想い出していた。


分岐を今度は右に行く。 山の深い方へと入るのだ。 道は左手が山、右手が谷側となっており、軽く緊張しながら進む。 と、林越しながら、右の谷の対岸に何か見えた。

……ああ、ありゃ『やすらぎ公園』じゃねーか。 そうか、位置関係が判った。 なるほどなるほど。

山道はそのあたりで 90 度左に折れ、今度は 2 つある峰の間の沢筋を下ってゆくようである。 「さて左と右と、今度はどちらにするかな? 」

私は右の峰を選んだ。 たいした理由は無い。 登りやすそうだっただけだ。 しかし、実際にはそこに登山道など無かった。 ひたすら強引にガケを登るだけだ。 もうワリとではなく、思いっきりマジに登山だ。

蓮随山のピーク

そして、ピークに達した。 たぶん蓮随山の、だ。 上の写真がそうだ。 しかし、木々が生い茂っていて眺望は皆無。 実に残念だなぁ。 赤いビニールテープが巻かれた枝があるので、登山者が過去にここを訪れたことは分かるが、山の名を示すプレートなどは無かった。

時計を見れば、ちょうど正午。 そろそろ降りるか?  まだ、外宮も内宮もお参りしていないし、腹も減ったな。 そうだ、まんぷく食堂に行こう。 そう思い至った私は先ほどの山道まで戻り、そして峰の間の沢筋を降りていったのだった。


さてさて、2/5 の登山はここで終わるのですが、いくつか積み残しがあるのですね。

  • ニャロメの塔の山が虎尾山であることを確認する
  • その付近の山 ( 朝日山・永代山など ) にも登る
  • 蓮随山のことを調べてなかったので、調査しておく
  • そのとなりの白石山に登る
  • ハンディ GPS を持参し、各山頂を地図にプロットする

いままでの状況から「砲台山のモデルは虎尾山である」ことはほぼ確定かと思われた。 やはり、橋本紡さんが旧日記で書いていたんだしね。 だが補強材料が必要だ。 確定するために。 ……まぁ、疲れたからそれは次に伊勢に来た時にしよう。 うん。


閑話休題。 自宅に戻って調査していると、こんなページを見つけたのだった。

So-net blog:いにしえの伊勢:虎尾山1(伊勢)

興味深いのは、そのページの絵葉書だ。 右上に塔の写真があるのだが、私はその塔に見覚えがあった。 『ニャロメの塔』だ!  現地に行っただけに、私にはスグに分かった。

……ということは、上の blog の記事から推測するに、少なくとも戦前の時点から塔はそこに建っていたわけだ。 虎尾山遊園地に。 やはり、「ニャロメの塔 = 虎尾山 = 砲台山」の線で間違い無いようだ。

とすれば、あとは橋本さんの旧日記の記述に基づいて付近を調査してさらに補強することが必要かなと思った。 そう、この時に、私の心は決まったのだ。 2/12 にまた伊勢に行くと。 うん。

んじゃ、その 5 からは 2/12 に訪れた時の内容を書きますね。


追記 : ( 2006/03/02 )

星待月夜」さんの「半分の月がのぼる空 若葉病院=山田赤十字病院説まとめ(仮) 」の記事に、参考になる写真がありました。 見れば、近鉄のトンネルに虎尾山の銘板がありますね。 やはり「ニャロメの塔 = 虎尾山」なのですね。 はい。

このエントリに対するコメント・トラックバックは……

no title - posted by jyugemu at 2006/3/15 21:07:28

 初めまして。「いにしえの伊勢」の管理者「じゅげむ」です。私は「伊勢の古絵葉書の写真撮影地が、今どうなっているのかを追い求める」というマニアックなブログを書いています。川上様の詳細な研究のおかげで「砲台山」(虎尾山公園)の場所を正確に知ることができました。どうも有り難うございました。

思いがけないこと - posted by Weblog of pikopiko at 2006/3/16 20:11:41

拙 blog のエントリ「砲台山は何処に在る...