さぁ、いよいよ虎尾山に再び登るところまで来ました。 ──って、2/12 の伊勢訪問ネタを 3 月まで引っ張ってナニ言ってんだ、という突っ込みはナシの方向で。 うはは。
再びの虎尾山登山で、私が目指したのは「補強」です。 それが何かというと、橋本紡さんの旧日記の記述と、虎尾山の状況とが、ちゃんと合致することを確認することなのです。
「砲台山の途中に、今は壊れちゃったお堂とかあるんだけど~」 ( 橋本紡さんの ( 旧 ) 日記の 2004/02/14 の記述より )
具体的には、旧日記中に記述された場所の探索、『壊れちゃったお堂』を発見することだ。 この『壊れちゃったお堂』を 2/5 に発見できなかったのが、とても心残りだったのですよ。 なので 2/12 の登山では、その部分が最優先事項だったのだ。 はい。
さて、その『壊れちゃったお堂』については『ニャロメの塔』のページに、やはりヒントがあった。 ページに書かれた『竹やぶの中に忘れられた神社』だ。 たぶん、これのことだろうと思う。 おそらく、時間的な経過で橋本さんが日記を書いた時点では、壊れちゃっていたのだと思うのだ。
S 字カーブを登り、フェンスの脇から私は山に入る。 清渓橋を渡るとその先に壊れた公衆便所が在る。 今まではその手前で右折して石段を登ったのだが、今回はまっすぐ進んでみることにする。
公衆便所のあたりまでは楽に行けるのだが、その先は結構大変だ。 藪やら枝やらを掻き分け、とにかく登る。 すると右手のガケにかつて構造物だったような人工的な跡を見つけた。
これが『ニャロメの塔』のページに書かれていた防空壕の痕跡なのかなと思う。
この痕跡付近までは比較的楽に登ってこれたのだが、ここまで来ると後ろ以外三方が全てガケだ。 しかし、私には退却など無い。 ゆえに進むのみだ。 例によって、根性をいれて強引にガケを登ることに。 < ヲイヲイ…
そうやって登りきると……実に見慣れた場所に出た。 ニャロメの塔の脇だ。 あいやー。 まぁともかく、ニャロメの塔に私は 1 週間ぶりの挨拶をした。
ニャロメの塔の縁に登り、周りを見渡すと……やはり木々に遮られていて、眺望はかなり悪い。 それでもがんばって撮影してみようか。
上は多分、宇治山田駅の火見台の「近鉄」です。 をー、見えるもんだ。 下は、アイフルとか中京銀行の看板とかは見えるんですが……土地勘が無いので、狙いどころを絞れませんでしたね。 山田赤十字病院とかが撮影できれば良かったんですが……。 うーん残念だ。
そして、塔の前の石段を下り、振り返ってみた。
この塔直下の石段や、左右の石積み、やっぱり古絵葉書の写真と同じだなあと思う。 うんうん。
さあ、再びお堂を探そう。 塔のすぐ下の広場を念入りに探すも、それらしき痕跡は無い。 私はさらに石段を下りつつ、左手のガケの下を覗き込む。 あれ? 竹林の中に何かあるぞ。
毎度おなじみ、例によってガケをやたら強引に下りると、果たしてお堂はあった。
そのお堂は、もう原型を留めてはいなかった。 それだけの永い間、ここで移り行く時を、街を、人を、ただただ見守ってきたのだと思うと、感慨が沸いてくる。 私は厳かに手を合わせたのだった。
お堂の場所からは、更に下りれるスロープが有る。 行けば、そこはかなり広い広場だった。 何がここには在ったのだろうか? 遠く思いを馳せる。
おや、古井戸があるぞ。 地面とツライチだし、蓋もされてないので、危ないなぁ。 覗き込むと底のほうには水がある。 ここまで来る人はあまりいないと思うが、古井戸に落ちないよう注意してほしい。
『壊れちゃったお堂』を見つけたことで、はっきりとした確信が持てた。 「ニャロメの塔の山・虎尾山が、砲台山のモデルなのだ」
私は晴れ晴れとした気持ちの中で、S 字カーブから街を眺める。 すこし汗ばんだ肌に風が心地よい。 そして、軽快なステップでカーブの脇の階段を下りてゆくのだった。
はい、そういうわけで「砲台山は何処に在る? 」はひとまず終了。 今週末にでも、天気が良ければまた行きたいなぁ……とか考えてます。
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□ お疲れ様です。 - posted by †††††冴††††† at 2006/3/3 00:16:15
虎尾山関連の詳細な記事の執筆、お疲れ様です。
地元の人間でも実は知らない人が多い場所なんです>虎尾山
何度か幾たびに発見のある場所です。「壊れたお堂」ですが、私が初めて見た頃はまだ壊れていませんでした。いつのまに壊れたんでしょう?
半月の舞台探訪を期に、関連する市内の低山登山の登頂記というか、徘徊記を私もやろうと思ってました。先人の記事があるととても参考になります。
中でも三郷山~ロマンの森あたりは子供の頃や学生の頃遠足などで登った記憶しかないので、もう一度歩いてみたいと思ってたところです。
週末晴れたら、市内の撮影がてら歩いてこようかな?